上まぶたのリフトアップとは?たるみの根本原因と治療の考え方
施術の原理|なぜ外科的アプローチが必要なのか
上まぶたのたるみは、単に皮膚が伸びてしまうことだけが原因ではありません。その奥にある眼輪筋という筋肉の衰えや、まぶたを開く眼瞼挙筋と瞼板(けんばん)をつなぐ挙筋腱膜のゆるみなど、複数の要因が複雑に絡み合って生じます。
当院の上まぶたのリフトアップは、目周りの繊細な構造を熟知した形成外科専門医が、たるみの根本原因を適切に見極め、必要な分だけ組織を調整する手術を行います。

余剰皮膚の適切な切除による根本改善
たるみの最も直接的な原因は、加齢などにより弾力を失い、伸びてしまった余剰皮膚です。余分な皮膚をミリ単位で切除し、取り除くことで、まぶたの重さが軽くなり、若々しい印象の目元が目指せます。
余剰皮膚の切除で大切なのは、残す部分とのバランスを見極めて切除することです。過度な切除は、目が閉じにくくなったり、不自然に突っ張った印象になったりする原因となります。当院では、医師が患者様一人ひとりのたるみの程度や骨格を見極め、バランスの良い、適切な量の皮膚を切除します。

自然で美しい目元ラインの再構築
上まぶたのリフトアップは、たるみを取り除くだけでなく、自然で美しい二重ラインを整えることも大切です。まぶたの皮膚がたるむと、二重の幅が狭くなったり、ラインが不明瞭になったりすることがあります。
そのため、手術では余分な皮膚を切除しつつ、必要に応じてまぶたを開く筋肉の働きを調整。また、丁寧なカウンセリングを行い、顔全体のバランスや希望に合わせたオーダーメイドのデザインで、くっきりとした目元を目指します。

こんなお悩みをお持ちの方へ

上まぶたのリフトアップは、見た目の印象の改善が目指せるだけでなく、機能的なお悩みを解決できる可能性も秘めています。もし、以下の項目に一つでも当てはまるなら、ぜひ一度当院の無料カウンセリングにご相談ください。
当院が選ばれる理由
数ある美容クリニックの中で、なぜ多くの方がクマ治療に当院を選んでくださるのか。
それは、私たちが施術の質と患者様の満足度を追求し、4つのこだわりを徹底しているからです。
眼瞼に特化した専門医の経験
上まぶたの手術は、わずか1mm以下のズレが仕上がりに大きく影響する、非常に繊細な技術が求められる施術です。当院では、日本形成外科学会が認定する形成外科専門医であり、かつ眼瞼(がんけん)領域の手術において豊富な執刀経験を持つ西林医師のみが治療を担当します。形成外科での繊細な切開・縫合技術と、解剖学的な知識と数多くの症例から培われた技術で、自然で美しい仕上がりを追求します。
一人ひとりに寄り添う、オーダーメイドな治療
患者様のお悩みや理想のイメージは、十人十色です。だからこそ当院では、カウンセリングの時間を何よりも大切にしています。無料カウンセリングでは、院長が直接お話を伺い、上まぶたの状態を丁寧に診察。まぶただけではなく、額や眉毛、表情の癖や、左右差など、点ではなくお顔全体を診た上で、考えられる治療と、それぞれのメリット・デメリットを包み隠さずご説明します。シミュレーションなども用いながら、仕上がりのイメージを具体的に共有し、患者様が納得できる施術方針を一緒に決定していきます。
痛み・ダウンタイムへの配慮
「手術は痛そう」「仕事が休めないので、腫れが心配」といった不安にも、配慮しています。手術中は、極細の針を使用した局所麻酔を丁寧に行うことで、痛みを緩和。また、手術は点滴から薬剤を投与して一時的に眠った状態にする静脈麻酔で行います。
眠っている間に終わるため、痛みや恐怖を感じにくいことが特徴です。
また、施術においても、組織へのダメージを極力抑える手技を徹底し、術後の腫れや内出血を軽減できるよう努めています。一般的な腫れのピークは術後2〜3日ですが、多くの場合1〜2週間ほどで落ち着きます。
豊富な術式
上まぶたのリフトアップと一言でいっても、アプローチは一つではありません。例えば、眉毛のすぐ下で皮膚を切除する「眉下切開(眉下リフト)」、目上切開を併用して、元の二重を活かす方法、さらには眼瞼下垂の方向けの治療を兼ねた手術など、様々な術式が存在します。
当院の強みは、特定の施術にこだわらず、多彩な選択肢の中から適切な方法を提案できることです。
たるみの原因や皮膚の状態、骨格やお悩み、理想のイメージに応じて、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療をご提案します。
施術の種類
上まぶたのリフトアップは、加齢や筋肉のゆるみによって下がったまぶたを整え、自然なハリのある目元を目指す施術です。
余分な皮膚を取り除くことで、重たく見えやすいたるみをすっきりとさせ、若々しい印象を与える効果が見込めます。
当院では、形成外科専門医(日本形成外科学会認定)が丁寧に診察を行い、まぶたの状態や骨格、希望の仕上がりを総合的に診察。
そのうえで、以下に紹介する多彩な選択肢の中から、ひとりひとりに適した方法をご提案します。
眉下切開(眉下リフト)
どのような施術か?
眉毛のすぐ下のラインに沿って余分な皮膚を切除し、上まぶたのたるみを引き上げる手術です。

こんな方におすすめ
- 本来の二重の形や目元の印象を大きく変えたくない方
- たるみだけをすっきりさせたい方
- 特にまぶたの外側のたるみが気になる方
- まぶたの皮膚が厚めの方
効果・特徴
眉下切開は、厚ぼったいまぶたをすっきりさせる効果が期待できます。二重のライン上を切開するわけではないため、一重の方は一重のまま、二重の方は幅を変えずに若々しい印象へ導けることが特徴。傷跡は眉毛の下に沿ってできるため、目立ちにくい仕上がりが目指せます。
なお、術後は傷跡の赤みが見られますが、抜糸後(1週間後)にはメイクで自然にカバーできるようになります。
ROOF切除の併用
腫れぼったく見える瞼の方には、眉下切開だけでなくROOF(ルーフ)切除の併用もおすすめです。ROOF切除は、眉毛の下を切開して、まぶたの奥にある脂肪(ROOF)を取り除く施術です。
余分な脂肪を減らすことで、まぶたの厚みを軽くし、すっきりとした印象に整えます。加齢によって上まぶたのたるみが多くなり、二重の幅やラインが狭くなってきている方、まぶたの厚みがある方、まぶたが腫れぼったい方にオススメです。
目上切開(上眼瞼切開)
どのような施術か?
目上切開(上眼瞼切開)は、目の上のたるんだ皮膚や余分な脂肪を取り除き、元の二重ラインに沿って整える施術です。
まぶたの重さを軽減し、縦方向に目が大きく見える効果が期待できます。
重たいまぶたのたるみ取りの一種で、蒙古ひだが強い方にぴったりな治療法です。
なお、目頭切開が涙丘を覆う蒙古ひだを切除するのに対し、目上切開では目頭の上の皮膚を切除して調整します。

こんな方におすすめ
- まぶた全体のたるみが気になる方
- 二重のラインを作りたい、または幅を広げたい方
- 目の上のたるみにより、目が重たく小さく見える方
効果・特徴
まぶたの重さを軽減し、縦方向に目が大きく見える効果が期待できます。
眼瞼下垂(がんけんかすい)手術
どのような施術か?
眼瞼下垂手術は上まぶたのたるみの原因が、皮膚だけでなく「まぶたを開く筋肉(眼瞼挙筋)のゆるみ」にある場合に適応される治療です。
こんな方におすすめ
- まぶたが重く、眠たそうにみえる方
- 黒目の見える範囲が狭く、視界が悪いと感じる方
- 無意識に眉を上げて物を見ようとする癖がある方
- おでこのシワや頭痛に悩んでいる方
効果・特徴
ゆるんだ挙筋腱膜を瞼板に固定し直すことで、目の開きそのものの改善を目指します。見た目のたるみが解消されるだけでなく、「目が開きやすくなった」「視界が明るくなった」といった機能的な改善効果も見込めるのが特徴です。多くの場合、保険適用の対象となる可能性がありますので、診察時に医師にご相談ください。
前額リフト(ぜんがくリフト)
どのような施術か?
前額リフトはまぶただけでなく、眉毛そのものの位置が下がっている「眉毛下垂」がたるみの主因である場合に有効な施術です。髪の生え際など目立たない位置を切開し、額全体の皮膚や筋肉を引き上げます。

こんな方におすすめ
- 眉毛の位置が下がり、目元との距離が近くなってしまった方
- 上まぶたのたるみと、額や眉間のシワも改善したい方
- 若々しい印象を目指したい方
効果・特徴
眉毛の位置を適切な高さに戻すことで、上まぶたのたるみを根本から解消する効果が見込めます。目元だけでなく額からリフトアップするため、お顔上部全体の印象を若々しく見せることにも効果的です。内視鏡を用いて行うことで、傷跡が目立ちにくい仕上がりが目指せます。
施術の流れ
当院では、患者様が安心感を持って手術当日を迎えられるよう、分かりやすく丁寧なご案内を徹底しております。無料カウンセリングから術後の検診まで、責任をもってサポートいたします。
カウンセリング・診察
まずは無料カウンセリングをご予約ください。形成外科専門医が患者様のお悩み、ご希望をじっくりと伺い、上まぶたの状態を診察します。その上で適切な治療法をご提案し、効果やダウンタイム、リスクについて詳細にご説明します。
術前準備・麻酔
手術当日、まず医師と共に鏡を見ながら最終的なデザインの確認を行います。看護師から術後ケアを説明後、抗生剤や痛み止めなどのお薬をお渡しします。その後、点眼麻酔に続き、極細の針で丁寧に局所麻酔を行います。痛みに不安がある方には、リラックス効果のある笑気麻酔や静脈麻酔もご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。
手術施行
全ての準備が整ったら、手術を開始します。経験豊富な形成外科専門医が、安全性を第一に、デザイン通りにミリ単位で丁寧な施術を進めます。手術内容によりますが、所要時間はおおよそ60分〜90分程度です。
術後ケア・帰宅
手術終了後、クーリング(冷却)を行いながら、リカバリールームで30分〜1時間ほどお休みいただきます。医師が状態を確認し、問題がなければ、ご帰宅いただけます。入院の必要はありません。
ダウンタイム経過とアフターフォロー
術後は約1週間後に抜糸のためご来院いただきます。腫れや内出血は術後2〜3日をピークに、1〜2週間ほどで徐々に落ち着きます。ダウンタイム終了までの約1〜3ヶ月間、ご不安な点があればいつでもご相談いただけるよう、万全の検診・アフターフォロー体制を整えています。
よくある質問
手術は局所麻酔を使用して行うため、施術中に強い痛みを感じることはほとんどありません。痛みに不安がある方には、眠っている間に受けられる静脈麻酔を選択することも可能です。術後は、じんわりとした痛みや熱感が出る場合がありますが、お渡しする痛み止めで十分に和らげることができます。
眉下切開の傷跡は、眉毛のすぐ下に沿ってできるため、時間の経過とともに自然に目立ちにくくなります。
術後半年〜1年ほどで赤みや傷が落ち着き、ほとんど分からなくなる方が多いです。
手術では、傷跡の仕上がりにも配慮し、皮膚の厚みやしわの流れ、眉毛の生え方、お顔の骨格を確認しながら丁寧に切開・縫合を行います。
万が一傷跡が気になる場合は、アートメイクでカバーすることも可能です。
個人差はありますが、大きな腫れや内出血は1〜2週間程度です。抜糸を行うまでの約1週間は、まぶたに糸がついた状態となります。デスクワークなどであれば手術の2〜3日後から復帰される方もいらっしゃいますが、大切なご予定などを考慮し、1〜2週間ほどのお休みを確保されるとよいでしょう。
アイメイク(アイシャドウ、アイライナーなど)は、抜糸の翌日(1週間後)から可能です。それ以外の、お顔のメイクは手術当日から可能ですが、施術部位に触れないようご注意ください。
どのような手術にもリスクはゼロではありません。考えられるものとして、腫れ、内出血、感染、左右差、傷跡、ドライアイ、感染、思ったようなラインにならない、などが挙げられます。当院では、経験豊富な形成外科専門医が細心の注意を払って施術を行うことで、リスクを抑えられるよう努めております。
アフターケアの注意点
上まぶたのリフトアップで美しい仕上がりを実現するためには、術後の適切なセルフケアが非常に重要です。以下の点にお気をつけてお過ごしください。
| 冷却 | 術後3日間ほどは、保冷剤をガーゼなどで包み、患部を優しく冷やすと腫れの軽減に効果的です。 |
| 安静 | 術後1週間は、激しい運動や飲酒、長時間の入浴など、血行が良くなる行為はお控えください。 |
| 姿勢 | 就寝時は枕を高くして、頭を心臓より高い位置に保つと、腫れが引きやすくなります。 |
| 保護 | まぶたを強くこすったり、マッサージしたりするのはおやめください。 |
| その他 | コンタクトレンズの使用は、抜糸後、医師の許可が出てから再開してください。 |
料金・ご予約案内
当院では、全ての患者様に安心して治療をご検討いただけるよう、分かりやすい料金体系を採用しております。料金にはカウンセリング、麻酔、手術、術後のお薬、抜糸、定期検診の費用が全て含まれています。
上まぶたのたるみ・リフトアップ
※記載の料金はすべて税込価格です
※眼瞼下垂の症状があり、医師の診断により保険適用となる場合がございます。
※モニター制度もご用意しております。詳しくはお問い合わせください。
※静脈麻酔のオプションもご用意しています。できれば眠っている間に終わらせたい、痛みが気になる、などの方は、静脈麻酔がおすすめです。
ご予約の流れ
ご予約
お電話または下記のウェブ予約フォームより、無料カウンセリングの日時をご予約ください。
ご来院・カウンセリング
ご予約日時にご来院ください。西林医師がカウンセリングを行います。また、当日施術までご希望の方は、事前にクリニックまでお問い合わせください。
施術日決定
カウンセリング内容にご納得いただけましたら、施術日を決めていきます。当日の施術も空き状況により可能です。美容外科の治療を当日受けたい場合は、事前にお電話でご相談いただくとスムーズです。
また、年末年始やゴールデンウィーク、お盆の直前などは、特に混み合うことが予想されます。。長期休暇は、半年〜3ヶ月近く前からご予約が埋まっていくため、施術の希望時期がある場合には、お早めのカウンセリングがおすすめです。
Reservation
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