脱脂のみで改善できるケースは限られており、へこみや皮膚のたるみを伴う場合は、裏ハムラ法や脂肪注入など別の施術が適していることがあります。
一方で、目の下のふくらみが主な原因となる方では、脱脂のみで十分な改善が期待できるケースも。
ただし、目元の状態に合わないまま施術を受けると、クマが十分に改善しなかったり、へこみやたるみが目立ったりして後悔につながる可能性もあります。
脱脂のみが向いている人の特徴や失敗しやすいケースを理解したうえで、自分に合った施術を選びましょう。
クマ取りで脱脂のみは効果ある?脱脂だけで効果的な人の特徴
クマ取りの脱脂のみで、十分な効果が得られるケースは多くありません。
クマの原因は眼窩脂肪(がんかしぼう)による膨らみではなく、目の下のへこみや皮膚のたるみ、色素沈着などの場合は脱脂だけでは満足のいく仕上がりにならないことも。
一方で、目の下のふくらみ(眼窩脂肪の突出)が主な原因で黒クマが目立っている方であれば、脱脂のみでも改善が期待できる場合があります。
脱脂のみで効果が期待できるケース
- 眼窩脂肪の突出が原因で黒クマが目立っている人
- 目の下のへこみや皮膚のたるみが少ない人
- 若年層で目元のハリが保たれている人
10〜30代で目元のハリがある人
10〜30代は皮膚のハリや弾力が保たれている方が多く、眼窩脂肪を取り除いた後も皮膚が下まぶたに沿って密着しやすい傾向があります。
そのため、皮膚が余ってたるんだり、小じわが目立ったりするリスクが低く、脱脂のみで自然な仕上がりを目指せるケースも。
ただし、年齢が若くても目の下のへこみやたるみが強い方は、脱脂のみでは改善できないことも多いです。
若いことだけで適応が決まるわけではないため、骨格や脂肪の付き方を含めて医師の診察を受け判断してもらいましょう。
生まれつき目の下のふくらみが目立つ人
子どもの頃や10代の頃から目の下のふくらみが気になっていた方は、生まれつき眼窩脂肪が前方へ突出している可能性が高いです。
年齢を重ねる前に治療を受けることで、脱脂のみで対応できる場合も。
一方で、年齢とともにたるみやへこみが加わると、脱脂のみでは十分な改善が得られず、裏ハムラ法など別の施術が適しているケースもあります。
目の下のふくらみが主な原因の人
眼窩脂肪の突出によるふくらみがクマの主な原因で、目の下のへこみや皮膚のたるみが少ない方は、脱脂のみで改善できる場合があります。
目の下のクマを見分ける場合は、鏡を正面から見ながら、目の下の皮膚を指で軽く上方向へ引き上げたり、視線を動かしたりしてみてください。
| 見分け方 | クマのタイプ | 主な原因 |
| 上を向くとクマが薄くなる | 黒クマ | 目の下のふくらみ・へこみ |
| 皮膚を引っ張ると色が薄くなる | 青クマ | 血行不良 |
| 皮膚を引っ張っても色が変わらない | 茶クマ | 色素沈着 |
ただし、セルフチェックはあくまでも目安です。
目の下のふくらみだけでなく、へこみや皮膚のたるみ、色素沈着などが重なっている場合もあるため、脱脂のみで対応できるかどうかは医師による診察で判断してもらいましょう。
クマ取り脱脂のみは10年後に後悔する?デメリットやリスクを解説
脱脂のみのクマ取りは、目の下のふくらみが原因となるクマに適した施術です。
一方で、目元の状態によっては期待した効果が得られなかったり、新たな悩みにつながったりすることもあります。
施術後に後悔しないためにも、あらかじめ考えられるリスクを理解したうえで、自分に合った治療方法を選びましょう。
目の下のへこみが目立つことがある
脱脂のみでは、眼窩脂肪を取り除いたことで目の下のボリュームが不足し、へこみが目立つことがあります。
もともと目の下にくぼみがある方や、取り除く脂肪の量が多い場合は注意が必要です。
目の下がへこむと影ができやすくなり、疲れた印象や老けた印象を与える原因になることもあります。また、影によって黒クマが残ったように感じるケースも少なくありません。
へこみのリスクを抑えるには、脂肪を取り除く量を適切に判断できる医師を選ぶことが重要です。
目の下のくぼみが強い場合は、脂肪注入や裏ハムラ法など、ボリュームを補う施術もあわせて検討しましょう。
皮膚のたるみや小じわが目立つケースがある
目の下の皮膚は、眼窩脂肪によって内側から支えられています。
脱脂によって支えが減ると、皮膚が余り、たるみや小じわが目立つことも。
皮膚のハリが保たれている方では大きな変化が起こりにくい一方、加齢によって皮膚の弾力が低下している方では、術後にたるみが目立つ可能性があります。
皮膚の状態によっては、脂肪注入や皮膚のたるみに対応する施術を組み合わせた方が、より自然な仕上がりを目指せる場合もあります。
クマが十分に改善しないことがある
クマの原因は一つとは限らず、眼窩脂肪の突出に加えて、へこみや皮膚のたるみ、青クマなどが重なっていることも珍しくありません。
脱脂のみで改善が期待できるのは、主に眼窩脂肪の突出が原因となる黒クマです。
そのため、ほかの原因が大きく関わっている場合は、ふくらみが改善してもクマが残ったように感じることがあります。
満足度の高い仕上がりを目指すには、クマの原因を正確に見極めることが大切です。
脱脂だけにこだわらず、脂肪注入や裏ハムラ法なども含めて、自分の目元に適した施術を提案してくれる医師へ相談しましょう。
| 施術 | 施術内容 | 効果的な悩み | 効果の持続期間 | 費用相場 |
| 脱脂 | 下まぶたの裏側から眼窩脂肪を取り除き、膨らみを改善に導く | 目の下のふくらみ(黒クマ) | 半永久的※ | 20〜40万円 |
| 脂肪注入 | ご自身の脂肪を目の下へ注入し、へこみを補う | 目の下のへこみ | 半永久的※ | 30〜60万円 |
| 裏ハムラ法 | 眼窩脂肪をへこみ部分へ移動し、ふくらみとへこみを改善に導く | ふくらみ・へこみ | 半永久的※ | 40〜70万円 |
| 表(切開)ハムラ法 | 下まぶたを切開し、眼窩脂肪の移動と余分な皮膚の切除を行う | ふくらみ・へこみ・皮膚のたるみ | 半永久的※ | 50〜80万円 |
| ベビーコラーゲン | ベビーコラーゲンを注入してへこみを自然に補う | 軽度のへこみ・小じわ | 約6か月〜1年 | 8〜15万円 |
